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【ドラマ】神はサイコロを振らない(5日目)

 まず、風邪で上げ損ねてた「4日目」の方をUP。
 
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 今回、原作の蔑ろにされっぷりに、ものすごい勢いで萎える。
 ドラマ単体として見れば悪いデキでは無いし、俳優陣の細かな名演が光る仕上がりだと思う。哲也(山本太郎)の背中を、涙をこらえて見送るヤッチ(小林聡美)なんて最たるものだ。すごく良かった。
 だからこそ、原作どおりのエピソードが連なれば、来るべき最終回は確実に盛り上がっただろうと思われるのに。もったいない。名演であればあるほど、原作と乖離していくなんてつらすぎる。
 
 5歳児の母が杏子姐さんでビックリ。まるちりとかさんちゃごとか、瞬時に思い浮かんでしまう。SHIROH効果、絶大。
 ただ、予告に出てきた5歳児父(鶴見辰吾)が、どうみても○○○○○に見えないので、ここも原作を改悪したんだろうなぁ……。ああ、がんばれ地方公務員!な展開は無くなったのか(凹)。やっぱりテレビじゃできないネタなのか、アレは。神蔵(原作では神降)一家の悲劇は絶対にムリだと思ったが、5歳児父にまつわるネタもダメなのか。だったら、なんのために『神サイ』を原作に選んだのだ。飛行機消えました、10年後に戻ってきました。ってアイデアだけなら“原案協力”でいいじゃないか……と、原作付きドラマによくあるグチになってきました。
 
 原作派の最後の砦たる加藤教授(大杉漣)にまで恋愛フラグが立ったら、ものすごい勢いで萎えましたよ。ドラマの流れとしては面白かった(哲也に対して、なぜヤッチが好きなのか論文を書け、と迫るシーンとか)けど、原作既読者としては拒絶反応が出るという二律背反。
 あの人はいろんな意味で超然としてるから良かったんだよー。あの人だけは原作どおりだと思ったのに。
 
 だいたい、一番原作どおりじゃないアッチ・ヤッチ・哲也・菊介4人組のシーンが一番面白いんですよ。乗客側・会社側に話が移った時に盛り下がる。面白くない。そこらへんのバランスの悪さがどうにも気になってしょうがない。
 板倉課長(枡毅)はね、加藤教授がトンデモ理論発表した時には食ってかかったんですよ。「遺族の気持ちに塩を塗り込むのか」つって。飛行機が帰ってきた時も「我々は全力を挙げて、乗客の社会復帰を支援する」って言い切った人なんですよ。そんな人が、ドラマじゃ日和見課長ですよ。悲しすぎる。
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 で、今回の「5日目」で、神サイの感想は終了。ドラマ自体は見続けるつもりだけど、最終回を迎えるまでは感想を封印。

 いや、もう見れば見るほど“乗客側の話”にのめり込めない。原作とは視点も設定も変えて、それでもなお納得できる話ならいいんだけど、4人組以外の部分は描き方が浅くて、まったく感情移入ができない。だからこそ、原作との差異も気になる。
 消失期限が9日までに延長されてるんだから、乗客側の話ももっと丹念に描いて欲しかったですよ。4人組の愛と友情の“ついで”に女芸人たちの友情とか、なんだかいじけちゃってる学校の先生とか、天才ピアニストと母の関係とか描かれても。
 5歳児父の問題があっさり解決しちゃったのもなぁ。そして、それを主人公たちに解決させてしまったのが、どうも安易すぎて。いや、原作どおりにキャスティングしたら大変な人数になると思うんですが、たとえば今回の5歳児父の捜索にしても、ゲストキャラ扱いで小劇場系の“よく脇役で顔を見る人たち”をキャスティングしてもらえたら、それだけでもドラマとしては締まると思うわけですよ。少なくとも、原作で5歳児父捜しに奔走した市役所職員コンビのがんばりと心意気は表現できた。
 それを、なんでもかんでもヤッチたちに解決させようとするから、なんでこの人たちは孤軍奮闘しとるんだ? という疑問が出てくる。なんで会社はこれほど冷遇(ってほどでは無いにしても)するんだろう、とか。
 10年振りに帰ってきたんだよ? なにかと言えばかまびすしい「心のケア」とか10年間の情報格差を埋めるとか、やることいっぱいあるはずなのに、それを放置するとか説明責任を果たさないとか、企業イメージが悪い方向に突っ走りながら、ヤッチたちだけががんばってるっていう描写は、正直言ってもう時代遅れだと思う。
 
 というわけで、見始めてからほとんど文句ばっかりなので(笑)、これはイカンと思って、感想はここまで。あとは最終回後。原作を離れても納得いくオチであればいいんだけど。
 万が一、ヤッチが子供の手を握って空を見上げて、「あなたのお父さんはねぇ、お母さんに会うために、10年の時を越えてきたんだよ」とか言ったらthumbs-downさせて頂きます。
 
 そういえば菊介はせっかく音大出身なのに、天才ピアニストと共演する・しない話が一向に出てこないのはどういうわけ? なんのために音大出身ニート君という設定なんだろう。
[ 2006/02/16 10:02 ] TV・ドラマ | TB(-) | CM(0)
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