【ドラマ】神はサイコロを振らない(3日目)

 原作既読者のたわごと満載。
 
 
 遅い! 遅すぎる! 乗客が「9日後に再消失」を知るのが。
 キミたち、残された時間を大切に使おうよ、な? と見ている側が焦燥感に駆られてしまうわけですが。消失期限を話すとか話さないとか、そこを議論してる場合じゃないだろう。てか、世間に公表しなくても、乗客と遺族には「こういう可能性はあります」ということは伝えなきゃ。
 だって、10年前にトンデモ理論で学会から追放された加藤教授の説が、他ならぬ彼ら自身によって実証されたんですよ。なら、再消失だって起きる可能性はあるわけでしょう? 帰ってきたよ、わーいわーい、と単純に喜べるような状況じゃないってことは、ほかの誰が分かってなくても、加藤門下の航星(甲斐弟・中村友也)は分かってきゃだろう。それをお前はノンキにカメラ付き携帯で遊んでる場合か。
 
 原作と違って、9日も余裕があるからか、消失期限を告知するしないでこんなに引っ張るとは思いませんでした。もっと乗客一人一人に光を当ててみっちり話をすすめるのかと思った。助走部分が長すぎ。
 
 というか、他の乗客のエピソードとかどうでもよくなってきた。アッチ(ともさかりえ)とヤッチ(小林聡美)と哲也(山本太郎)はどうなるんだ! 興味がそこに集中してきました。
 むしろ、ヤッチ家の4人が残りの日々どう過ごすのかだけやってくれて構わないです。そして、アッチの勘違い流行先取りコスプレを楽しむ(今回のメイドコスはグッジョブでしたよ、ともさかさん!)。
 
 
 いやもうね。夫と子供を置いて相方の元に飛んでいった八百屋の女房(市川実和子)とかね。どうでもいいよキミは、と。旦那はともかく、子供を置いていくような女は知らん、と。
 子供にウソの説明するお父さん(片桐仁さんの“置いて行かれっぷり”には笑いが出るものの)が切ない。で、本当のことがちゃんと分かってる子供が可哀相。ただ懐かしくて会いに行っただけならいいけど、もし「昔の夢よ再び!」とか思ってるなら、ぶん殴ってでも連れて帰るんだ>片桐
 
 神蔵先生(ベンガル)が通学路の子供たちに声を掛けてるシーン。あれって、10年前は普通でしたっけ? 今はもう完全にアウトですよね。見ているこちらも、普通に拒絶反応が出てしまう。この人はなんの目的があって子供たちに声を掛けるんだ、と。昔は、知らないおばさん・おじさんから「いってらっしゃい。気を付けてね」と見送られたり、「学校楽しい?」とか聞かれるのは普通でしたが。いまは「大人に声を掛けられたら逃げろ」だそうですから。殺伐。
 
 
 それにしても、なぜ音大卒ニートの菊介(武田真治)が402便の出現と再消失の謎を知ってて、さらにサイトまで作ってるんだろう。本人には物理学の知識は無いはずなのに。……誰かに頼まれてるのかな? 
 原作だと、あの人があの人にアレして、あーなってこーだから、そこに脚色効かせると物理学シロウトの菊介でもサイトは作れると思うけど、あの人はジョブチェンジしてるからあっちに持って行きようがないんだが……と原作ネタバレを避けるために代名詞の迷宮。

[ 2006/02/02 10:21 ] TV・ドラマ | TB(0) | CM(0)
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