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【ドラマ】神はサイコロを振らない(2日目)

 ラブコメは好きだけど、この作品に限っては要らない……と思うのは、原作既読だからか。
 大筋がデンとあって、その周辺でラブコメがあるのが理想なんだけど、このドラマの場合は「30女が10年間で失ったもの、失わなかったもの」がメインっぽいので、どうしてもラブコメが大きい扱いになってる。ような気がする。
 そりゃあ、消失猶予が9日間もあればジャレる時間もあるだろうけどさ。原作は「3日間しかないのに、どうしてこう次から次へと」ってなカンジだったので、全体がまったりしてるように見える。
 
 天才ピアニストは可哀相だったなぁ。原作だと平凡な才能のチェリストですが、この人は成人してて、かつ母親にもかなり反抗的だった。自分の居ない10年間に母親が凡庸な自分を悲劇のチェリストに仕立て上げて荒稼ぎしてるのに対しても冷ややかだった。帰ってきた瞬間に「母親に会いたくないからホテルから出て友達の家に行きます」ときっぱり言うぐらいだし、航空会社窓口の黛(男)がきちんとバックアップして、母親に対してだけ連絡先を秘匿したりするのも痛快だった。
 でもドラマの瑠璃ちゃんはまだ幼いから、「復活コンサートをやるわよ、宣伝するわよ、曲を選んで練習しなさい、CDも新たに録音して売るわよ」と言われたら(原作のステージママはこんなカンジ)、言われるままに従ってしまいそうだ。残された8日間で、この二人の親離れ子離れは出来るのだろうか(といいつつ、母親は子を道具だとしか見てないので、子離れもなにも)。
 
 ※以下は、書いている内になんだか辛口になっちゃったので隠してます。
 
 あと、航空会社の上司の対応もなんだかなー。遺族の連絡先情報って、いますごく重要ですごく欲しいもんなんじゃないんだろうか。黛(小林聡美)が個人的に連絡もらってた、それだけ彼女の当時のケアは良かった、ってことなんだろうけど。それとも、それが結局いまの「お前は余計なことをするな」的扱いになってる原因なのか。
 また原作既読者の繰り言になりますけど、原作だと確かに航空会社の遺族担当は黛(男)ですが、会社だってちゃんと遺族側のケアをしてましたよ。それに、402便が帰ってきた時の対応は迅速の一言につきた。会社には非常事態マニュアルがあるんだから、「わーどーしよー」で右往左往しないんです。一瞬、そういう状態に陥っても、すぐに“やるべき事”をテキパキとやる。
 尺の関係だかなんだか分からないけど、連続ドラマにした事によって、会社側が「大企業は、こういうやっかい事が起きた時には、事を大きくしないように音便に済ませたがる」的なステレオタイプな描かれ方するんじゃ、この原作を選んだ意味がないんだけどなぁ。
 
 シミュレーション的なことも含めた人間ドラマ、っていうのが原作の魅力なんだけど。このドラマの設定で、あの感動のラスト1日をどう描いていくつもりなんだろう。なんだかとっても期待できない。
 いや、このドラマの雰囲気自体は嫌いじゃないだけに、余計原作とのギャップが気になるのかもしれないんだけど。この雰囲気のまま、原作の設定も残してくれたら良かったのになぁ。あんな敵対的上司じゃなくて。
[ 2006/01/26 10:35 ] TV・ドラマ | TB(0) | CM(0)
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