【映画】姑獲鳥の夏

 市内組友人一同と待ち合わせて『姑獲鳥の夏』を見に行ってきました。二回目上映で客の入りは3割ほど?……す、少ない。公開2日目なのに、この少なさはどういうことだ。やっぱり映画鑑賞人口が減っているという話は本当なのか。
 というわけで、役バレを含むネタバレは以下。
 
 

 
【役バレ】
京極堂  :堤真一
関口巽  :永瀬正敏
榎木津礼二郎:阿部寛
木場修太郎:宮迫博之
久遠寺涼子・梗子:原田知世
中禅寺敦子:田中麗奈
久遠寺嘉親:すまけい
久遠寺菊乃:いしだあゆみ
中禅寺千鶴子:清水美砂
関口雪絵:篠原涼子
戸田澄江:三輪ひとみ
久遠寺牧郎:恵俊彰
内藤:松尾スズキ

青木:堀部圭亮
鳥口:マギー
原澤吾一:寺島進
潤子:鈴木沙羽
 
 鳥口がマギーって何っ! と、本筋と関係ないところで激しく嘆く。マギーファンには申し訳ないけど、鳥口は違うよ、鳥口は。私の中で鳥口はユースケ・サンタマリア。それも、テレビ版『踊る大捜査線』の頃。あれあれ。あんなもっさり鳥口じゃ、敦ちゃんとの恋を応援する気にならない。お兄さんじゃないけど、許しませんよ! 
 あと、青木が堀部っちって。そんなところでサービスされても(サービス?)。どっかの湖で青木を落っことしたのか、木場。で、湖の女神から「正直者だからキレイな青木をあげましょう」とか言われたのか。それで素直にもらってきちゃったのか。あの青木のどこがコケシですか。あんなキレイなコケシは見たことありません(なにげに失礼な発言)。
 メインキャストに関しては、さほど不満はありません。懸念の木場も、動いてる姿を見たら良かった。すべては敦ちゃんの可愛さの前には無意味です。
 敦っちゃんは榎木津との2ショットが良かったですね。身長差がね。原作でも密かに、ほんとーに密かに榎木津×敦子なんて良いなぁ(兄は全力で抵抗しそうだが)と思っていたので、ちょっと萌え。
 
 
 あ、内容ですか。内容は…………あの厚い本はなんだったのかと。
 あんなに簡単に説明できる(2時間弱)のに、なぜ原作はあのように厚かったのか。やはり京極堂の長広舌と関口の空回りする脳みそのせいだったのでしょう。そこが削られると非常にすっきりとした話です。
 原作未読、映画初見の人でも、カンのいい人なら最初の方で出てくる榎木津のヒントだけで事件の真相が分かります。
 やはり原作は、京極夏彦によって幾重にも仕掛けられた呪によって真相が分かりにくくされていたのだな、と思いました。
 
 まぁ、原作読んでそうとう時間が経っているので、内藤とか菅野とかって誰だっけとか、久遠寺菊乃って居たっけとか、最後の涼子さんの衣装は白いブラウスに紺のタイトスカートじゃなかったっけとか、猫目洞って最初から出てたっけとか(『魍魎の匣』で初出だった気が)色々思い出せない部分もありましたが、基本が頭に入ってれば多少の問題はクリアできます。
 でも、すべての説明が京極堂の“憑き物落とし”で説明されちゃったってのはどうかと。
「幼い頃、涼子さんはダチュラを飲まされ、菅野に性的虐待を受けてました」とか言われても。おまえ、見たんかい! とつっこみたくなるほど唐突。
 全体的に、“暗示させる絵”が不足していた気がします。
 正直、リアル姑獲鳥のバッサバサは要らないので、本筋で必要な絵を押さえて頂きたかったな、と。まぁ、バッサバサはバッサバサなりに可笑しかったので(おもしろかったかどうかは)いいんですが。
 
 
 などなど、かしましく感想を言い合ったあと、美味しい焼き肉屋さんで美味しいカルビだのトントロだのをしこたま食って、一日終了。
 総じて、良い一日でした、と。
[ 2005/07/18 08:37 ] 観劇・映画 | TB(-) | CM(0)
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