お仕事系ドラマ1

 昨日初めて「ハケンの品格」を見たんですが……仕事ナメてんのか? という描写が多々あって、ドラマにのめり込めませんでしたよ。
 
 そもそも、嫁が派遣社員だからって「そんなの聞いてない」と言って、披露宴の席で怒り出す新郎両親ってのはなんなんだ。そんな事で怒るか? というより、そこが怒りポイントになるって、どういうモノの考え方なんだ。正社員と派遣社員の格差を表現するにしても、かっ飛び過ぎてギャグになってない。
 そんで、いくらその日のウチに必要だからって、結婚披露宴に出席中の上司の元にやって来て「この書類に印鑑下さい。シャチハタ(とは言ってないが)持ってきました」って。それも、こっそり入ってくるならともかく、お色直しの終わった新郎・新婦を押しのけて、堂々とピンスポ浴びながら。おまけに、押印された書類を、同じく出席中の主任に渡して「あと一分で勤務時間が終わるので、直帰していいですか? あ、書類は宜しく」とかあり得ない。
 いや、もちろんそこは笑うところだろう。ところなんだろうけど、「それが時給3,500円のスーパー派遣のすることか?」と思っちゃう。スーパー派遣なら時間内に会社に戻れるように逆算して来るんじゃなのか? とか。
 で、正社員も派遣社員も仕事しなさすぎ。あんだけフロアに人が居て、働いてるのが春子と東海林と里中と、あともう一人の女の人だけに見える。
 そして、いくら「めったに使わない書類用ロッカー」とは言え、一個人が鍵を自宅に持って帰るルーズさ。当然のように“紛失した書類”が、そのロッカーに有るという事が分かって起こるてんやわんや。いや、プリントアウトしたらいいじゃん? てゆうか、スペアキーも無いの? だったら、たった一つの鍵を個人に預けっぱなしにするなよ、と。
 さらに、今の会社の給料が不満だからと別の会社の面接に行くのに、派遣社員(六人)が「親の病気」を理由に一斉に休みを取り、それを苦笑しただけで済ませる派遣会社のコーディネーター(?)もどうか。同じ派遣会社から来てる人間が一気に六人も休んだら、いくらなんでも不信に思うだろうに、そこを疑わない里中(小泉孝太郎)。まだ全員インフルだと言われた方がマシだ。あれは感染症だから、ムリに「出てこい」とは言わない。
 そうして、いっちょ前の仕事も出来ず、ドジばかり繰り返す子(加藤あい)は、時給のいい派遣先へ面接に行ったにもかかわらず、高熱を押して仕事をする(これもちょっと迷惑なんだが)スーパー派遣・春子(篠原凉子)の姿を見て、「時給は安いけど、今の会社でガンバロ♪」と考え直す……えーと、ここは感動するところ? それとも怒るところ?
 自分から面接希望しておいて、自己都合で「お断り」する人は、信用されないと思うけどなぁ。自分がいかにいい加減な振る舞いをしているのか、気付いてないのでは? 周りの意見に流され過ぎだよ、加藤あい。
 さらに、自分をダシにして仕事を休んだ娘を咎めもしない母親とか。普通、怒らないか。怒ってから心配しないか。
 
 というような、小さな「有り得無さ」が気になって、ドラマに集中できませんでした。正社員がどーの、派遣社員がこーのという以前に、全員が「社会人としてどーよ」だった。
 それらが全て「コメディだから」で片付けられる問題だとしても、なんかこう不快感が拭えないというか。
 うちに来てる子がマトモで良かったなぁ、と思いましたよ。
 あ、そういう効果を狙ったドラマなのか、もしかして。
 
 
 長くなったので、もう一つの「社会人としてどーよ」ドラマ、「ヒミツの花園」については、また今度。
[ 2007/02/01 10:29 ] TV・ドラマ | TB(-) | CM(0)
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